くろひょうのwebデザインのお勉強帳

フェリカテクニカルアカデミー web制作科の受講生です。授業の要点、復習でつまづいた点などを記録し、レベルアップに励みます。

クリエイターになるための、お勉強の記録帳

[メモ]排他制御

前回の自習時間に注意されたこと

排他制御【 exclusive control】

複数の主体が同じ資源を同時に利用することがないように、ある主体が資源を利用している間、別の主体による資源の利用を制限もしくは禁止する仕組みのこと。

例えば、あるプログラムがディスク上のあるファイルに書き込みを行なっている最中に、並列に実行されている別のプログラムがそのファイルへの書き込みを開始してしまうと、ファイルの内容は整合性のない破損したものになってしまう。このような事態を防ぐために、ファイルへの書き込みが行われている間は別のプログラムによる書き込みを禁止するという制御が行われる。このような制御はロック(lock)と呼ばれ、最も有名な排他制御の方式の一つである。

排他制御の種類にはロックの他にもセマフォ(semaphore)やミューテックス(mutex)などがある。”

(IT用語辞典 e-Wordsより引用)

”データの参照と書き込みとを常に解放しておくとすれば、二人の管理者が交互にデータを参照し、情報共有されない状態のままで、各々の作業を反映したデータへと更新する場合が生じうる。このとき先に参照した者と、後に参照した者が、交錯した順序でデータ更新を行えば、実情とデータとは混乱して一致しなくなる恐れもある。”

(IT用語辞典 BINARYより引用)

 

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※「整合性」とは、ITの分野では、システムやデータの整合性、無矛盾性、一貫性などの意味で用いられることが多い。
データベースやセキュリティなどの分野におけるデータのインテグリティ(データの完全性)とは、データの処理・読み込み・書き込み・保管・転送など に際して、目的のデータが常に揃っていて、内容に誤りや欠けが無いこと(および、それを保証すること)を意味する。装置の障害やソフトウェアのバグによって内容が失われたり、外部の攻撃者によって改ざんされたりすると、インテグリティが損なわれることになる。

(これもIT用語辞典 e-Wordsより引用)